インド一人旅(アグラ編)

インド旅行のブログ、アグラ編。
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アグラへ


3日目の午前は、アグラへ移動。これまた5時間ほど。
アグラ(Agra)は、1475年につくられ、16世紀〜17世紀の間は首都として栄えた。
あのタージ・マハルがあるのも、アグラである。


相変わらず、道中は日本ではみかけない風景が広がる。

あれ、ここ高速道路だよね。

高速道路だよね!?


道中、たくさんのバザールがあった。


タージ・マハル


アグラ到着後、まずタージ・マハルへ!


タージ・マハル(Taj Mahal)は、大理石を使ってつくられたインドで最も人気がある世界遺産である。
大理石、宝石、貴石が大量に使用されており、その美しい外観から宮殿だと思われる方も多いが、実は霊廟(お墓)である。
ムガール帝国5代目皇帝シャー・ジャハーンが、莫大な財力をつぎこんで、亡くなった最愛の妃ムムターズ・マハルのために建築した。
1632年に建築をスタートさせ、22年かけて完成した。
奥さんのこと、大好きだったんだな・・・。子供14人産んだんだって。


まずは、タージ・マハル手前にある赤色の門。

噴水が、この門からタージ・マハルまで続いており、灼熱の中のオアシスってかんじ。


そして、これが、タージ・マハル!!

近くで見ると、こんな感じ!

いやーーーすごい!!
建物の白さ、大きさ、美しさ、そのすべてが息を飲むすごさだった!


ちなみに、墓廟の大きさは、57m四方で、高さは58mもあるとのこと。
大理石の重さは、なんと1万2000トン。(数字が大きすぎて、あまり実感がわかないが。。。)


壁には、貴石の埋め込みや細かな装飾がたくさんある。かなり豪華。


中には、妃ムムターズの大理石の棺が置かれ、隣に寄り添うように皇帝シャー・ジャハーンの棺が置かれている。
残念ながら、内部の写真は撮れなかった。


敷地内は、芝生が綺麗に整備されている。


ちなみに、入場料は高く750ルピー(1300円)。でもインド人は20ルピー。全然違う。笑
タージ・マハル本堂に入るときは、土足厳禁で白い靴下みたいなものを、靴の上にかぶせて入らされる。
持ち物検査もかなり厳しい。電気製品(カメラ、携帯除く)、ペン、タバコなどは持ち込み禁止。必要最低限の身なりで行きましょう。


言うまでもないかもしれないが、インド行ったらタージ・マハルは見たほうがいい。

アグラ城


アグラ城(Agra Fort)は、1565年にムガール帝国3代目皇帝「大帝」アクバルによって建設がスタートし、5代目皇帝シャー・ジャハーンの代まで建設が続けられ、18世紀頭に全体が完成した。
このアグラ城も世界遺産である。


城壁の全長は25km、高さは20mと、規模の大きな赤色のお城である。
内側に、宮殿、モスク、バザール、居住区などを備えている。
現在は70%ほどが軍隊の敷地となっており、観光できるのは残りの30%ほど。



噴水とか庭園とか。

シャワー室。カラフルな壁が斜めに傾いていて、上から水がつたって流れ落ちるので身体を洗うことが出来る。
大理石のシャワー室って豪華だけど、こんな開放的な空間だと困るよなぁ。


アグラ城から見えるタージ・マハル。
5代目皇帝シャー・ジャハーンが、息子に皇帝の座を終われアグラ城に幽閉されたときに、ここから亡き妻の霊廟を7年間眺め続け、この世を去ったという話は有名。

夜ご飯


1日の観光を終えて、ホテルに帰宅。

夕食は相変わらずカレー。なんのカレーかは忘れた。

ちなみに


この日の昼間に食べたマトンカレーが、案外美味しかった。
エッグカレー(約150ルピー)よりは高くて、350〜450ルピー(600円〜780円)ほどかかる。


食事は案外高いと思うかもしれないが、衛生面が確かな店で食事をするとこれくらいかかってしまう。日本とあまり変わらない。
屋台の食事でもいいなら50ルピー(86円)くらいで済む。




→次はいよいよバラナシ!!!